リフォーム会社検索サイト「安心リフォーム健康ナビ」は11月5日にサイトオープンします。
今準備中のリフォーム会社検査サイト「安心リフォーム健康ナビ」ですが、10月14日22日25日の3日間に計6回の事業説明会を開催させていただき全国から82名の方に参加いただきました。
順次申込書も届きつつありありがたい限りです。
今回は、安心リフォーム検索ナビのサイトオープン日を11月5日に決めてあるのですが、なぜ11月5日をサイトオープン日としたのかについてお話をさせて頂きます。
何故11月5日にしたのか
一点目としてはただサイトができたからオープンしました。という形にはしたくなくて、サイトオープン日に意味を持たせたかったということです。
では、いつがいいのか10月~12月くらいの間で「安心リフォーム健康ナビ」の考え方に近い記念日はないかを考えました。
安心リフォーム健康ナビは2021年8月17日に国土交通省より採択通知をいただき、事業年度の終了は2022年2月1日とわずか5か月半の間にリフォーム検索サイトを作り
お客様にある程度使って頂いて成果を検証しなくてはいけない。という超ハードスケジュールの事業です。
検索サイトの運用を考えた場合できてれば10月中遅くとも11月上旬にサイトオープンさせないと、ということから候補日を探しました。
そのような状態の中11月5日であれば検索サイトの運用日数も稼げるし、意味づけもできる日として候補に挙がりました。
11月5日が何の記念日かというと、津波防災の日です。
津波防災の日とは、
平成23(2011)年6月に、津波対策を総合的かつ効果的に推進することを目的とした「津波対策の推進に関する法律」が制定されました。
この法律では、津波対策に関する観測体制強化、調査研究推進、被害予測、連携協力体制整備、防災対策実施などが規定されています。
そして、国民の間に広く津波対策についての理解と関心を深めるために、11月5日を「津波防災の日」とすることが定められました。
11月5日は、今から160年前の安政元年11月5日(太陽暦では、1854年12月24日)に発生した安政南海地震で、紀州藩広村(現在の和歌山県広川町)を津波が襲った時、濱口梧陵(儀兵衛)が稲むら(取り入れの終わった稲わらを屋外に積み重ねたもの)に火をつけて、村人を安全な場所に誘導したという実話にちなみます。
この実話をもとにして作られた物語が「稲むらの火」です。
内閣府防災情報のページより
津波防災の日とは
http://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h26/76/special_01.html
以前小泉純一郎元総理が総理大臣の時に「稲むらの火」について言及していたことがあるのでご存じの方も多いと思います。
リフォームと防災は切っても切れない関係にあると思います。
津波が襲えば床上・床下浸水といった被害や、場合によっては流されてしまう・壊されてしまう。という被害が起きます。
それを復旧させるためにリフォーム工事が必要となります。
その直す時に、家の状態を正確に把握して悔いの残らないリフォームをすることがとても重要です。
これは平時のリフォームついても同じことです。
日本のリフォームは「困ったから直す」という発想が主流です。
トイレが古くなったから直す。足腰が弱くなったから手すりを付ける。対処療法のリフォームです。
国では長期優良化リフォーム事業に力を入れていて様々な優遇策が盛り込まれています。
同じリフォームを行うなら快適な状態で住める状態まで引き上げてもらいたい。
そのためにはまずインスペクション(住宅の健康診断)を行うことが必須要件です。
皆さんがリフォームを行うときインスペクションを行った上でリフォームする工事範囲を考えてください。
もちろん予算との兼ね合いもありますので、すべての事が行えない場合もあると思います。
ですが、今やるべきこと、数年先まで大丈夫なこと、そんなことがことがわかれば安心して住み続けられます。
そんなリフォーム工事をしていただきたくて「安心リフォーム健康ナビ」というサイト名が生まれました。
少しでもインスペクションについて考えて頂けたらとサイトオープン日を11月5日防災の日とさせていただいた次第です。